December 18, 2010

毎年恒例、伊豆・雲見温泉ツー 復路編


翌朝は、やまちんさんが朝風呂から戻ってきたところで目が覚め、見まわすとSORAさんの姿がない・・・。  どうやら海岸線に突き出た浅間神社の下見に出掛けたらしい。

パパッと朝風呂でポカポカになって部屋に戻るとSORAさんも戻られてきていて、朝食タイムに。

熱々で身の厚いアジの干物、温泉卵、大きな吸い椀で出されるアラ汁、ご飯が進むとろろ汁などに加えて、今朝は昨夜、先に食べていた「きびなご」の刺身もありました。

また、食後には歯応えのしっかりした寒天にきな粉をまぶした素朴なデザートとドリップ珈琲でホッとしちゃいます。

さぁ、会計を済ませてから、今まで一度も雲見の民宿街や付近を今まで散策をした事が無かったこともあり、荷物を宿に置かせて頂いて探検開始。

人間が一人歩ける幅の路地がクネクネとのびていて、その両脇にビッシリと民宿が建っていたんですネ。 R136の下をトンネルで潜り抜けて海側にでて浅間神社の鳥居を潜ると目の前には・・・・
P1070634-s


確かに、この雄大な眺めを目にすることが出来ましたが・・・・その前には・・・・


長~い階段が。

1400段を超える階段を下から上がって参拝をした鳳来寺山から、まだ二週間・・・。
まぁ階段は嫌いじゃないですけど、朝食をたらふく食べた後には、少々きついかなぁ(^^;
P1070615-s

上がっても上がっても・・・・・見上げると・・・・・
P1070616-s

この石段、かなり使い込まれていて足元がフラットではなく、更に一段の奥行きが浅く、且つ苔や枯葉が載っていて歩き難い。
それでも休まずに一気に上がると祠が合って少々広くなっていますが、まだまだココからの眺めはいまひとつ。

最後に上がってくるナカシンさんを励ます?皆さん。
P1070624-s

ココからは階段ではなく山道になり、更に登っていきます。
すると再び祠があり、その裏手の階段を上がると・・・・・
P1070625-s

岩のてっぺんに畳一畳ほどのスペースがあって、そこからの眺めは、それまでの苦労を吹き飛ばすには十分なものでした。

先ずは西伊豆の海岸線に沿って見上げると、その先には駿河湾の向こうに浮き上がる富士山。
P1070628-s

更に西に目を向けると・・・・太平洋の水平線以外は視界に入りません!
P1070632-s

そして雲見側を見下ろすと・・・雲見温泉の民宿街が見渡せました。
P1070626-s

しかし12月も中旬だというのに、二日目も季節外れの陽気で暖かく、こんな山登りをすると汗だくです。 ゆっくりとクールダウンしながら下り、雲見の中心部を流れて湾に注ぐ大田川を跨ぐ橋の上からの景色が素敵とのSORAさんのアドバイスを受けて行ってみると・・・・
なるほど!

湾の中にある夫婦岩風の岩と60kmは離れているであろう富士山が重なって素敵な絵になりました。 こちらに向っている船は、左側の岩に釣り客とダイバーを乗せて行っての戻りの船で、岩の左隅には、沢山の人が見えていました。(あんな岩で且つ人が沢山いて、万一、トイレとか行きたくなったらどうするんだろうなぁ?と変な心配をしながら見てました)
P1070641-s

さて、朝の腹ごなしの運動を終えたら、宿に戻って預かって頂いた荷物を受け取り、南伊豆の田牛(とうじ)のサンドスキー場へ向けて出発。

車で参加、そして午後には再び筑波で仕事のハードスケジュールのSORAさんとはココでお別れです。

いつ走っても快適なマーガレットラインを快走、石廊崎前を抜けて東伊豆側に抜けてから弓ヶ浜の前を通過して・・・・・行き止まりになっちゃいました(^^;

人の歩ける道だけが海岸線に延びていて、散策をしている方がいましたね。
こんな景色を眺めながら、今日のように暖かい、けれども冬の空気の澄んだ中を歩くのは良いですネ。

P1070646-s

Uターンをして、只今、ナカシンさんの隼のナビに目的地をインプット中。

空を見上げると、途中で左に大きく曲がっているコントレールが多く、沖縄方面へ向う飛行機の残したものかなぁ~と。 東京や更に北へと向う航空路が房総半島上空に向う前に、大きな航空路に集約する伊豆南端の上空らしい景色でした。
P1070647-m-s

さて、ナビの付くナカシンさんの隼に先導をして頂けなければ到着していなかったのでは・・・と思うような道でサンドスキー場に到着・・・一度、危うく通り過ぎる所でしたが・・・。
サーさんのチョッとしたアクシデントもありましたが大事には至らず、さぁ付近を散策です。

先ずはサンドスキー場へ。 先ずは見た途端に「何だこりゃ?」ッて感じかな。
ダンプカーで上から砂を大量に落としたら出来るかもしれないけれど・・・そんな訳ないですネ。

兎に角、大量の砂が一箇所に吹き溜まったユニークな場所で、ソリ遊びをしているのは子供ではなく大人でしたが、急斜面で登るのが辛そうでした。
P1070654-s

同じスキー場を上からパチリ。
P1070672-s

しかし、この地名である田牛、「とうじ」と呼ぶとはココに訪れるまでは知りませんでした。
P1070674-s

スキー場の近くには、双穴入口と書かれた案内板の建つ、下り階段のトンネルがあり、早速下って行くと・・・・ こんなに素敵な景観が目に飛び込みました。
P1070661-s

毎年、冬になると何回も走りに訪れていた伊豆ですが、まだまだ知らない素敵な場所が沢山残っていそうです。

その双穴の上は、小高い丘のようになっていて一周でき、眺めも素晴らしかったですよ。
下田方面を望みパチリ。
P1070669-s

さぁ、ランチタイム。
目的のレストラン 
伊豆ダイニング を目指して出発したものの見つからなくて下田駅付近から再び来た道を戻り、田牛から出てきた交差点を過ぎて少し行った場所にありました・・・・が、残念ながらこの日はお休み(^^;

しょうがないので再び下田市街へ戻りましたが、適当な店もなく、確か、以前には各種丼物も豊富にあった記憶もあったので、そのまま七滝ループ橋下で苺のデザートで有名な七滝茶屋へ向う事に決定。 

少々クネクネが続くので快走しちゃいましたが、後続との調整で、途中からは先導車をおいてのんびりと。

お腹すいたぞ!っと飛び込んだ店内には、お客さんが誰もいない・・・。
それに店の雰囲気も以前と変わり、食事のメニューも僅かしかなくなってました。
まぁ、ある物を頂きましょうと、私はかき揚げうどんを注文。  注文後に厨房の奥で天麩羅を揚げる音がしていたので期待が持てました。

明日葉の天麩羅やプリプリの海老の沢山の入ったかき揚げが載った熱々のウドンを食べて復活。 お土産を買いたいと話していたサーさんの要望を叶える為、道の駅・天城越えで小休止してから湯ヶ島温泉の先で給油を済ませてから、地方道59号線で伊豆スカイラインの冷川ICを目指します。

チョッと元気良く走って仕舞い、後続と離れてしまったので山葵田の前で写真を撮りながら時間調整をしていたら、先ずは☆よっしーさん、そしてやまちんさんが到着。
P1070675-s

周囲の山葵田が伊豆にいるんだと実感させてくれました。
P1070677-s

暗くなる前に箱根峠まで走っておきたかったのですが、残念ながら亀石峠で日没となりました。 空は夕陽で茜色に染まり、コントレールが何本ものびていました。
P1070678-m-s

さぁ、伊豆スカを快走。
途中、熱海峠料金所まで1kmほどのところで駿河湾の見納めになるので暗くなる直前の沼津市三島市方面をパチリ。 手持ちで手ブレは大丈夫かなぁ~と心配しましたが、数多くシャッターを切った中に数枚、大きくブレることなく撮れていました。
P1070680-m3

熱海峠の料金所ゲート前で今回の雲見ツーも解散。

皆に挨拶をして真っ暗になった箱根峠を抜け、箱根新道を箱根湯本に下って小田原厚木道路を爆走して、6時過ぎには無事に帰宅。

今年の雲見ツーは、例年にないほど好天に恵まれたツーとなりました。
P1070689-s

帰宅後は、パパッとシャワーを浴びて着替えてから、留守番をしていたライの散歩、クリーニングの引き取りに近所のイオンモールまで車で出掛けたりとバタバタして、ツーリングの余韻を楽しむ余裕も無く・・・。

年内には、もう一日くらい走れるると良いなぁ~(^^

Posted by dora at 23:40│Comments(6)TrackBack(0) バイクのある生活 

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
先日はお疲れ様でした。
帰りにサーさんから聞いた西澤田の「揚げまんじゅう屋」を探しましたが、見つかりませんでした。
浅間神社、素晴らしい眺めですね。
走り納は、揚げまんじゅう買って浅間神社かな・・・
来年もよろしくお願いします。
Posted by 大田原 at December 19, 2010 21:33
お疲れさまでした。
そしていつもながらルート選定や宿の手配などありがとうございました。
今年は泊まりで参加できて、山登りは相当きつかったものの(笑)
とっても楽しませていただきました(^^)

落ち着いたらコミュ立ち上げてくださいね(笑)
Posted by ナカシン at December 20, 2010 22:14
 今回の料理は変化があって良かったです。
キンメのから揚げ、カボチャのプリンとかね。

田牛も初めて行きましたが、伊豆は奥が深いです。
下田も寝姿山とかあるけど、行ったことないしね(^^ゞ

毎回の幹事役ありがとうございます。
来年も宜しくね~(^^♪

Posted by ☆よっしー at December 21, 2010 21:34
大田原さん、

まちえぇるのオレンジケーキをご馳走様でした。
「あまの」の揚萬念は、私も早々に機会をみつけて食べてみます(^^V

こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
Posted by Dora at December 23, 2010 18:30
ナカシンさん、

宿の朝食を沢山食べた後の浅間神社への階段と山道は、良い腹ごなしでしたね。

コミュ・・・ですよね(^^; 手に負えるかなぁ~。
大田原さんも引き込まなくては(^^
Posted by Dora at December 23, 2010 18:37
☆よっしーさん、

半右衛門さんの料理が意外な展開で美味しかったですね。
ついついバイクでの伊豆は、「走り」をメインに考えてしまいがちですが、
見落としている観光スポット(歩きスポット(^^)が沢山ありそうです。

今後のコース設定にどんどん反映していきま~す。
Posted by Dora at December 23, 2010 18:46

コメントする

名前
 
  絵文字