先ずは、清水市興津にある清見寺へ。
清水ICから一般道に下ると、恥ずかしながら、いきなり迷走・・・。
国道一号線を反対方向に向って走り始めてしまい途中でUターン (~~;
ナビを装備した大田原さんに、途中途中でナビゲーションされながら、なんとか総門前に到着です。
このお寺は、総門から境内へ入る途中をJR東海道線が横切っていますが、その経緯はこちら。 ちょうど近くの踏切が鳴り出したので、電車を待って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なかなか来ないので行こうかと思ったら、汽笛を鳴らして走り抜けていきました。
清見寺では、法要の最中のようで喪服を着た方々の姿とお経が聞こえてきたので静かに境内を見せて頂きました。
この清見寺は、奈良時代に創建。 室町時代には雪舟が訪れ、鎌倉時代には家康が今川家の人質で駿府にいた際にこの寺で勉強をし、江戸時代になると家康の庇護を受けて繁栄。 明治時代には夏目漱石や高山樗牛、島崎藤村が訪れている由緒ある寺のようです。
境内には、五百羅漢
瓦屋根が目に留まる大方丈の前には、家康公お手植えの梅の木(右奥)。
この大方丈の裏手には、国の名勝に指定されている庭園がありますが、法要中のようなので今回は見学せず。 (見学は有料のようでした)
そして、鐘楼。
この鐘楼にある麓鐘は、1314年の鋳造と書かれていたのですが、境内から見上げる限り、残念ながら中の鐘を見ることは出来ませんでした。
さて、この頃になると季節外れの暖かさで、ネックウォーマーもインナーに着ていたゴアのウィンドブレーカーも外しても暑い。 冬用のグローブの中も汗ばむほど。
さて、R1を由比の海岸線を眺めながら富士市方面に戻り、蒲原宿裏手の小高い丘のように見える御殿山の狼煙場へ。
山の上には芝生の広がる公園となっていて、そこにはチョッとした見晴台があり、その上からは富士山もばっちり。 頂きにかかっていた雲も消えてスッキリ。
そして海岸線に目を向ければ、富士川河口の日本一広いらしい河川敷と、その奥には千本松原から沼津港に向けて弧を描いてのびる駿河湾の海岸線も見渡せました。
次はランチに富士駅前のカフェレストラン・フラワーズへ。
お店には駐車場がありませんが、道路を挟んだ反対側にある交流プラザの駐輪場にバイクを駐輪。 さてお店に入ると・・・お客さんも、店員さんも女性ばかり・・・。
ソロで走っている時にバイクウェアで一人で来店だと躊躇してしまうかも。
群馬県中之条町でMore thanのオムライスが好評でしたが、ココもお薦めのひとつが種類が多くあるオムライス、そしてデザート。 私は、ランチメニューの中から「ハッシュカレーチーズオム」を選択。
ハッシュカレーチーズオムとてんこ盛りなので、いったいどんな風になっているのかと思いましたが、中がドライカレー、その上をフワフワのオムレツで包み、更にその上にはトロトロになったチーズがタップリ。 そしてその上からハッシュドビーフのソースがタップリとかけられていました。
味は、オムレツの卵の味を味わえる程度に薄味で、チーズが旨味を補足。
ハッシュドビーフのソースもサッパリ系で、私は合格。
量がそこそこあってデザートまで手が出なかったので、次回は、他のテーブルで食べていて目に留まったバケットとデザートかな(^^
食事後、次に向ったのは、田子の浦の南側にある「富士と港の見える公園」。
大田原さんのナビ付きFZ1に先導をお願いして無事に到着。
名前から察した通りの公園でした。
公園のチョッとした丘の上にある見晴台へ上がると・・・・
田子の浦の向こうに大きな富士山。
手前の重機置場が少々景観を損なっていますが・・・、そう言えば、誰かが夜景が素晴らしいと話してましたね。 次回は夜景を見に来て見ましょう。
見晴台の横には、不思議な搭もありました。
さて、公園からは方角だけを頼りに住宅街の狭い路地を抜け、無事にR139へ一度出た後、給油の為にR1へ。
沼津市街へ入る手前で給油を済ませたところで、急遽、町内会の用事で日帰り参加となってしまった大田原さんと別れ、再びR139へ。
狩野川を永代橋で渡りR414を右折。 少々、渋滞気味なところをすり抜けながら、頭の中で修善寺から七滝のループ橋を渡り松崎へ出るか、西浦から真城峠、戸田峠、達磨山、土肥峠、仁科峠と西伊豆スカイラインを抜けて宇久須へ下るか迷いましたが、途中に信号が無く時間の読める西伊豆スカイラインルートへ決定。 狩野川方水路の口野橋を右折、西浦までは車の後ろをのんびりと、右側に海の向こうに広がる富士山の雄大な姿を眺めながらまったり走行。
西浦から真城峠へ向う地方道127号線に左折後は、各自のペースに。
人家も信号も無いので快走。 途中、交差点等で後続を待ちながら淡々と伊豆半島を南下していきます。
戸田峠を過ぎて西伊豆スカイラインへ入ると標高も上がって急激に寒くなり、途中の日陰の部分には融雪剤も撒かれてましたね(^^;
土肥峠の手前、伽藍山を過ぎると眼下に土肥湾が西に傾いた日差しに黄金色に輝いていたので思わずパチリ。 対照的に西伊豆スカイライン一帯では、頭の直ぐ上を真っ黒な雲で覆われていました。
写真を撮っているうちに、やまちんさんに追い抜かれ、少しすると☆よっしーさんも到着。
先に出発して土肥峠を越えた所でススキが暖かい伊豆の冬らしい景観をつくっていたので、ココも停車して思わずパチリ。
この後、仁科峠まで来ると宇久須へ下る地方道410号線が通行止めとの表示が!
戻るのも相当な距離なので、以前に、狭い上に浮き砂や苔がはいているような路面と聞いて一度の過去に入り込んだことの無かった地方道59号線で一気に松崎へ向います。
聞いていたよりもマトモナ道で、順調に松崎に到着。
松崎から雲見までのR136は、毎年の事ながら☆よっしーさんとのランデブーと相成り、アッと言う間に到着。 今年は早めに宿に到着して雲見の海岸で日没を眺める予定でしたが、残念ながら来年の楽しみにとっておくことに。 でも暗くなる前に無事に到着。
駐車場でSORAさんの車を発見。
SORAさんは、筑波から徹夜明けで帰宅をされての参加で、朝に隼のエンジンをかけたらかからず・・・車での参加となりました。 (かなり走り屋用に弄くられてましたょ!)
部屋に入るとSORAさんの姿はなく、我々は浴衣に着替えて、早速、露天風呂へ。
そうこうしていると、SORAさんも戻られて露天風呂にて裸のご挨拶となりました。
皆さんにミクは楽チン、楽しいぞ!と散々説得をされた露天風呂でポカポカになったところで夕食前に先ずは部屋で乾杯!
直ぐに夕食の時間となって宴会の小部屋に移動して再び乾杯♪
新鮮な刺身
鮑は、刺身と踊り焼きのどちらか食べ方を選べますが、私は踊り焼き。
最初は仰向けにされて、もぞもぞと動いていたところをバターをしいて裏返しにして・・・。
手前は、しゃぶしゃぶ用の金目です。
伊勢海老も、刺身、ボイル、そして鬼ガラ焼きから調理方法を選べるのですが、今年は鬼ガラ焼きをチョイス。
そして、五人以上で泊まると鮪の大きな兜焼きが出ていましたが、今年はなんと、大きな金目鯛の唐揚げ。鮪の兜焼きも美味しかったけれど、流石、伊豆の金目鯛。 メチャウマでした。
また、今年は、デザートに南瓜のプリンを焼いたから食べてと出して頂いたのですが、これがまた、とても美味しい一品でした。
さて、会場を玄関脇の大きなテーブルの囲炉裏席に移して、主の昔話を聞きながら、恒例の「きびなご」での一杯となりました。
毎年ではないけれど、このきびなごが楊枝で目指しになっているのを炭で熱々になったところをパクリとしていると、あぁ~雲見にいるんだなぁ~と実感です。
話も進んでいくうちに なんと「きびなごの刺身」まで頂いちゃいました。
生姜醤油で食べるのですが、こちらも中々の一品。
意外とこの囲炉裏のある場所が玄関先なので寒く、((それでも毎年恒例のやまちんさんの飲んだ後の爆睡も健在))身体の芯まで冷え切ったので、囲炉裏脇で既に爆睡中だったやまちんさんを置いて、直ぐに源泉100%と主が熱く話していた内風呂にSORAさんと☆よっしーさんとで再びポカポカに。
部屋に戻ると、先に風呂から戻っていた☆よっしーさんが綺麗に布団まで敷いていてくれました。
なかしんさんとサーさんも呼んで三次会に突入。
メインは日帰り参加の大田原さんからの差し入れのマチエールのケーキ。 今回はオレンジの香るケーキで、皆で美味しく頂きました。 うぅーん、珈琲が飲みたかったぁ~。
さて、今年はビール党の☆よっしーさんと私が飲みの主役だったこともあって、「半右衛門」の屋号が入った焼酎に大きな梅干を入れてお湯割りにすることもなく三次会も終了。
他の部屋が寝静まった中を静かに歯を磨いてお休みなさい♪
Dora