そんな天気予報を見ていると、今日はぺけで何処か走りに行きたいけれど・・、以前から春期講習が終わった29日には王子とライを連れてドライブへ行こうと約束をしていたので、またまたオアズケ
さて、相変わらず一人別行動の家内は、7時前にドタバタと出掛けて行きました
何やら朝から机に向っている若王子を誘ったら
『今日は15時から塾』
『宿題も終わってないから、今、必死にやってる』
無理に誘わずに出掛けます
姫はまだ爆睡中、且つ夕方からバイトなのではじめからと言っていたので声を掛けずに、当初の予定通り王子とライを連れて出発
先ず向ったのは足柄SAのドッグラン。
いつものように、ワンコに興味を示さず、他の飼主にベッタリと甘えるライ
それでも、今回は珍しく自分から仲良くしにいったり
でもこのワンちゃん、♂なのに何故だか他のワンコ達に思い切り抱きつかれていたりして、下の写真でも他のワンコに後ろから羽交い絞めにされて、慌てて両飼主が止めに入ったり
しっかりライを遊ばせたので再び移動です。
さてコースは、久し振りに朝霧高原を抜けて精進湖から甲府へ。
実は来週の週末、初来日の仕事仲間に満開の桜を見せたいので、事前に富士五湖周辺から甲府盆地の桜の開花状況を確認しようとの目論みです
富士ICから富士宮道路を北上。
標高が上がるにしたがって気温もグングンと下がり、朝霧高原の‘もちや’では7℃でした。
小腹が空いた王子は、ここで安倍川餅と醤油の焼餅を各1パック食べ盛りの胃袋に補給完了
右手に雄大な富士山を間近に眺めながら更に北上を続けます。
本当は、精進湖からR358で甲府を目指す予定でしたが、何やら土砂崩れで通行止めだそうで、急遽、本栖湖からR300で下部を経由することに決定。
途中、本栖湖湖畔からの富士山をパチリ
R300はトンネルから下部までの区間、バイクで楽しいクネクネの連続です。
でも冬季は、融雪剤が大量に撒かれていて路面がネットリネチョネチョ状態。
雪が無くてもニュルニュルしていて、直線でアクセルをチョッと多めに開けただけでもリヤが空転して横にスライドするほどで、恐ろしい箇所です。
そんなR300も既に融雪剤は路面からきれいに消え、ドライ条件で快走出来ることを確認
そのうちペケで走りに来ましょ
メモメモ
さて下部の道の駅では、再びライの散歩です
その合間にナビでコースを確認していたら・・・近くに四尾連湖なる湖を発見
チョッと寄り道を
県道9号線から右折をして更に鄙びた山の中に・・・
決してナビが無ければ入っていかないような山の中に向う山道を走ります。
ちょうどヤビツ峠を経て宮ヶ瀬に向う山中の感じと良く似た雰囲気ですね。
そんな山の中のクネクネとした小道を進んでいくと、途中に何回か何も無い山の中に忽然と家が何軒か集まった部落があって驚きながら更に奥に進んで行きます。
途中で市川三郷町から四尾連湖に南進してきた県道に合流し、藤田峠を経て更に山の奥に向って、やっと到着しました四尾連湖。
走ってきた県道もこの湖の駐車場で行き止まり。
その先は人間の肩幅ほどの山道があるだけなので、この湖に来る人以外は車も走らず、辺りはシーンと静まりかえっていました。
ホントに静か過ぎてちょっと怖い感じで、写真を撮りながら背筋にゾクゾクっと霊気?を感じるような不思議な感じを覚えました
王子も同じ雰囲気を感じていたらしく、この写真を撮り終えると
『早く戻ろう』と言い出す始末
それでも、せっかく来たのだから一周しようと湖の周りを歩き始めました
王子とライは、気持ち悪いからと足早に一周して行く後ろを、のんびりと写真を撮りながら歩いていきます。
その間、その不思議な感覚は消えることなく、途中、湖を半周ほど歩き終わったところで誰も周りにいない筈なのに、近くを人が歩く「ザクザクザク・・・」と音が遠くから近くを過ぎてまた遠ざかるとかもあって、第六感とも言える背中のゾクゾク感も絶好調な四尾連湖でした。
一足先に気持ち悪いと駐車場にライと一周を終えて戻っていた王子もまた、私の背筋のゾクゾク感について一切触れる前にもかかわらず、
『早くここから出発しようょ。
どうも一周していると、途中で人の気配がしたり、看板がはずれ落ちたり、ライが威嚇して呻いたり、ホントに感覚的に居たくない』
と、同じような感覚を感じていたそうです。
うぅ?ん流石に親子
二人で気味悪かったので、湖を一周しただけで早々に退散
湖の周りは落葉樹が密集していたので、秋の紅葉の季節はさぞや素敵なんだろうなぁ・・・でも、やっぱり一人で来るには、ちょっと背中のゾクゾク感が
さてバイクで走ったら楽しいであろう交通量が少ない上にクネクネで且つ舗装状況の良い市川三郷町に向う一本道を北上し続け、身延線と交差する手前を右折。
身延線を下に見ながら沿うように甲府盆地の南側の丘の上を東進します。
途中、県道36号線を横切った先に、満開の桜と正面に八ヶ岳が望めたのでパチリ
甲府も既に桜は満開。・・・来週に桜を見せるには、更に北上しなきゃ駄目ですネ
桃の花も既に3分咲きで、予想通り、来週が桃源郷の桃の花の見頃ですネ。
甲府にきたら、お決まりの‘みたまの湯’で甲府盆地を見渡す露天風呂に
写真は、韮崎方面から遠くに八ヶ岳を望みます。
この露天風呂、更に左を向くと雪をかぶって頂がまだ真っ白の南アルプスを櫛形山や源氏山越しに見ることが出来たり、東を見れば塩山市から秩父往還街灯が北に向ってのびる広大な景色が見れるのでお気に入りです。
さて、王子とでポカポカになっている頃、ライは車の中のケージで爆睡
ライの夕食は持参していないので、帰りを急ぎます。
R140(笛吹ライン)、R34、そしてR137(御坂みち)、そして河口湖から東富士五湖道路、更に渋滞は厚木から先だった東名高速と快走して、8時前に帰宅出来ました。
※四尾連湖、
今、このブログを書きながらも思い出すと背中にゾクゾク・・・。
一体何だったんだろうか....