上海と日本は時差が1時間、
だから食事時になるとお腹も空いてくる為、中途半端な時差の地域への出張に比べ食事は美味しく食べられます
。
上海のオフィスでは、カフェテリアが併設されているので、基本的に打ち合わせ後のランチは、そのカフェテリアで簡単に済ませます。
もともと大きな声で話すのがあたり前の現地の方々
。
それはもぅ叫んでいるような大声でワィワィと賑やかなカフェテリア。
社員食堂とは言え、中華料理が小皿に取り分けられた物が並んだ中から好きな皿をピックアップするバイキングなので、我々の眼から見て変な食材を選ばなければ大外れの無い味
だいたいメインに肉料理1皿、豆腐料理と野菜の旨煮のような料理のサイドを2皿、それに白いご飯、もしくは仙台のうー麺程度の太さの饂飩とラーメンの麺の中間のような風味と食感のストレート麺を目の前で茹で、熱々の薄味チキンスープの入った大きなドンブリに入れた麺物を良く食べます
6元(85円)でおつりが
一方で社外だと、彼らとしてもここぞとばかりのランチ
我々に気を遣ったのか、日頃は生野菜を食べない彼らもサラダを注文。
その左手には、典型的な上海料理の淡水魚の香草煮が大皿にゴロン。
そしてその左手、本日の現地の方々に一番人気だった、やはり白身の淡水魚のフライを甘酸っぱいソースでからめた一品。
そしてその左手の豆のようなものは、定番の棗(なつめ)を甘く煮た物。
そして私の正面、ロースとポークのスライスに、これまた甘?いソース
。
その右手が私の一押し。
砕いた木の実と海老を、辛味のあるソースで炒めた一品
その右手、一番最初にサーブされてきた事もあって、既に残りが小皿に取り分けられているのは、骨付きポークの甘辛煮。
そして銘々に濃厚で熱々なフカヒレスープ
。
これはチキンと多種多様な野菜や木の実がゴロゴロと入って少々とろみのあるスープで煮込まれた絶品
ビーフリブのスライスの甘辛いソース
そして最後にデザートとして、山盛りフルーツが出て・・・・
一人当たり80元(1,100円)程度でしょうか。
夕食にも中華料理
日本からの同行者は、取り敢えず顔をマスクしときましょう
このレストラン、上海のホテルから歩いて数分の場所にある、西洋人にはお薦めのお店らしい。
我々が入店した時は、空いていた店内も、あっと言う間に一杯。
それも海外から出張や観光に来ている西洋人の方々と現地の方々との組み合わせが殆んどで、ホテルのコンシュルジュの説明通りだぁ?と思わず納得
そして料理も、どこか食べ慣れた食材と調理方法、そして味付けでした
グラスの中は、勿論、地元の青島(チンタオ)ビール。
当然、中国なので冷えていない室温のビール・・・・なのに・・・こちらでは泡が殆んど立たず、注いでいる時に少し出来た泡もアッと言う間に消えちゃいます
正面の大きな皿の上は、北京ダック
こちらでは、パリパリの革だけではなく、肉も充分に味わえるだけの厚みがあります
その右側にある二つのソース(典型的な北京ダックの甘辛味噌と甘酸っぱい透明なソース)に漬けると脂っこさが減り美味い
そして、その右側にある木の葉のような形状の皿の上にある丸い茶色の物は、マロンにキャラメルソースがたっぷりと掛かった一品。
とても美味しいのですが、流石にビールではなく、ブラックコーヒーが飲みたくなる一品でした
この画像右側の細長いのは、ビーフリブの周りにナッツの粉をつけてメチャクチャ辛いソースで味付けされた一品。
口の中もホットになりますが、それ以上に唇が・・・
右手前は、日本の‘がんもどき’に良く似た豆腐を揚げた物とチンゲン菜との旨煮。 とてもホッとする食べ慣れた味。
さて日が変わって上海から車で3時間半。
常州市へ移動してもランチは中華料理・・・・メタボまっしぐら
連れて行って頂いた場所は、都内でも相当モダンに見える外観のレストラン。
店内も中々洒落てます。
自分の席に戻ると中庭がよく見え、そこには不思議なデザインのモニュメントが沢山飾られ「
似現代精神」の文字・・・
上海の電波搭(東方明珠電視塔)もそうですが、中国人の方々の美的センスは、日本人とは違うものを感じます。
さて各自のグラスに注がれているクリーム色の飲物は、豆腐とヘーゼルナッツをジューサーで液状にした、ここ常州でお祝いの席で飲む特別な物なのだそうですが・・・私には濃過ぎ
同行者の顔だけはマスクをしておきましょう
さて、流石に毎食が中華料理だと飽きます
一緒の仲間も同じだったようで、この日の夜はスパイシーなタイ料理に決定
タイ料理のレストランは、ホテルから歩いて20分ほどの場所に毎晩通うスタバが入っているモール内にあり、偶然にも日本から同行の仲間も気になっていたとかで直ぐに決定
店内も静かで良い感じです。
ホテルの場所が上海への外資系企業の駐在員の住む地域にある為、ここのレストランもロコの方よりも青い目の方々が大半。
先ずはトムヤムクンならぬトムヤムガイ&トムヤムプラームック。
あぁ?この辛酸っぱさとパクチー(中国語だと香菜(シアンツァイ))の香が口いっぱいに広がり、二人とも
「
コレ コレが食べたかった?」
と大満足
タイ料理ならばビールは、タイのシンハ
最後のHAは発音しないから、海外ではビア・シンと呼ばれます。
さてトムヤムガイ&プラームックの他に食べた上海でのタイ料理、日本風に書くと・・・左から・・・
?豚肉の薄切り三枚肉とパクチのピリ辛炒め
?鳥と海老のすり身の揚げ春巻き
?チキンのグリーンカレー
食べたい物が食べたかった味で食べられ、ホッと出来た夕食になりました