さぁ、蔵王の朝は爽快な青空でした
普段は3時間半ほどの睡眠の毎日ですが、昨夜は9時間近くも爆睡して絶好調
早速網戸にして冷やりとした外気を部屋にとり入れながら、大田原さんから差入れの香り豊かなドリップコーヒーを、静かに朝日
を浴びながら飲んでいると、なんとも優雅な気分に
7時半になりバイキングの朝食へ、受付棟にあるカフェテリアへ皆での?んびりと向います
受付棟付近からは、すっかり秋空になった蔵王の山並みが一望出来ました
普段は菓子パン一個とかコンビニお握り一個で済ます朝食も、皆でわぃわぃ食べるバイキングは、決してご馳走ではないのだけれどいつも美味しく食べ過ぎてしまい、毎度のことながらお腹一杯
幹事の大田原さんから9時に出発
との指示通り、賑やかなうちに出発の仕度も済ませて予定通り出発・・・・。
いぇいぇ、そこは大田原さん。
受付棟で会計を済ませ、颯爽とバイクに乗り込んだ大田原さんのお尻のポケットには、あれれ・・・何故か部屋の鍵が2本、まだ顔をのぞかせていて
、
慌ててDoraがポケットから抜き取って受付に返しに走ったのはナイショかな
↑暴露してるし
そう言えばカワサキカラーのライムグリーンの正装で参加のフリーダムさんは、この時点で改名して“ずんだー”となっていました
さて、素直に地方道12号線を下らずに、クネクネを求めて蔵王ラインへ右折、蔵王温泉を抜け地方道14号線で再び12号線に戻りR13との交差点で停まると、その左手には広い敷地の“でん六豆”の大きな工場が綺麗でした。
蔵王の山の中から急に盆地に入って開けた視界の中、交通量が少なく真っ直ぐに伸びるR13のバイパスを快調に南下。
途中から遠く視界に飛び込んできたのは、「なぁ?んでこんなに土地が広くて周囲が田畑ばかりが広がる場所に高層マンションが必要なの?」って違和感のある高層マンション。
帰宅後に早速ググって見たら、なぁ?んと山形県下で最も高層のビルで地上41階建て、地上134mのスカイタワー41と呼ばれる分譲マンションでした。
バイパス工事も途中までで道が狭くなってJR山形線の線路に沿って南下をしていきます。
途中で山形新幹線“つばさ”とすれ違い、あぁ?山形だぁ?と実感。
鄙びた中川駅を過ぎた辺り
の駐車場が広?いコンビニで最初の休憩となりました。
いやぁ?今日も
日差しが暑い
この時点で、前日から☆よっしーさんが雨
男ではないかとの疑いは、当選確実
となりました
小休止後、再び単調なR13を南下し続け米沢市街にはいると、そこはNHK大河ドラマ天地人の主役、上杉家が藩主を務めていた米沢です。
上杉神社や上杉博物館前を通過する時には、天地人のノボリが沢山はためいていました
。
米沢市街を素通りすると、今度は地方道2号線で天元台を抜けて福島県と山形県の県境である白布峠を目差すクネクネです
チョッと大田原さんのTMAXと追いかけっこをしてみようと、普段の最後尾から2台目に出て、コーナーでスタンドからチャリチャリと音を出しながらヒラリヒラリとコーナーを抜けていくTMAXとクネクネを楽しく駆け上がり、アッと言う間に県境の白布峠に到着
トイレ休憩だけで直ぐに福島県側の更にタイトなクネクネが連続する西吾妻スカイバレー(地方道2号線)を、引続きTMAXの後ろを二番手で追走
TMAXとのペースを維持しながらも、ステップとマフラーを一度も擦らずに檜原湖の北端、早稲沢温泉まで下れちゃいました。
以前だったら、Myぺけも左右で火花を散らしていた筈のペース。
コーナーでは出来るだけバイクを起こし、少しでも早くアクセルを開けられるように蛇角を使って曲がること
、と、繰返し教わっているサーキット走行での走り方が公道でも役立っているのかも・・・なんて思いながらも必死でTMAXを追走しちゃいました
地方道64号線で檜原湖の西岸を南下していくと、パッと視界が開け目の前に磐梯山が目に飛び込み大田原号が緊急停車
。
日本の湖畔の景観は、おおよそリゾートホテル等で台無しになってしまっていることが多いのですが、ここ檜原湖西岸からの眺めは自然がいっぱい
R459に入り、檜原湖南端を回りこみ、五色沼周辺で一際賑やかになった裏磐梯中学校の直ぐ横にあったホットドック屋さんで簡単なランチとなりました
。
うぅ?ん、大田原さん、グッドチョイス
ここでサーさん、一人でCB400Fでやってきたジモティーの女の子
を捕獲して、しっかりメルアドなど交換してました
流石、CBオーナー候補
ここで週明けにはインドネシアに出張予定が迫るSORAさんは、一足先に帰宅の途に
残る6台は、クネクネを求めて磐梯吾妻レークライン、そして磐梯吾妻スカイラインへ
五色沼付近では暑かった陽気も、標高が上がるに従って急激に下がり、浄土平に着いた頃にはメッシュでは寒いほどに。
途中、木々の先端が赤く色付いていたりもして、紅葉の秋も直ぐそこまで来ていることを実感。
冷えた体は、吾妻小富士に登って内側から温めましょう
下から見上げるとさほどの登りでもないようですが・・・
上から見下ろすとかなり標高の違いを体感できます。
皆で吾妻小富士の火口を一周しようかぁ?と少々悩みましたが、帰宅時間も迫っていることもあって次回の楽しみに
下山後、日中の日差しで暖かくなったアスファルトに直接寝転ぶと床暖房のように心地良く、しばらく6人ぺたっと座り込んでの談笑タイムとなりました
さぁ、遅くなる前に下山をしましょうとガッツを入れ、再びクネクネを東北道・福島西ICを目差して同じようにTMAXと追いかけっこ
結構な数のヘアピンカーブをこなしてやっと下界におりてきたところで、離れてしまった後続車を待とうと、ちょうど直線で道路脇に駐車スペースのあったお土産屋さんの中へ。
はじめは立寄るつもりもなかったのですが、待っている間にお店の中から東北美人
の売り子さんが出てこられて、「どうぞ、桃の試食ありますょ?」と繰返し声を掛けていただくうちに、後続車両も到着。
さぁ出発かと思いきや・・・食べ物に超弱いサーさん、足が痛かったにもかかわらずササット店内に捕獲され・・・
気が付いたらバイクの横で疲れて横になっていた“ずんだー”さん以外は全員店内に捕獲されてました
私も甘?い桃と梨を沢山試食
そして、やはり試食コーナーにあった「
塩トマト」と「
椎茸ピリ辛天ぷら」なる珍しいものを土産に購入。
椎茸は、当然、私の焼酎のつまみ。
※因みに塩トマトは家族への土産だったのですが、帰宅後に見せたところ、即座に全員から却下
これ、見た目はいまいちなんだけど、味はドライフルーツのプルーとか、イチジクが、そのまんまミニトマトになった様な味ですっごく美味しいんだけどなぁ・・。
ハィ、即・独り占め決定
さて、広いフルーツラインを走り福島西ICの手前にあったGSで給油後、先ずは東北自動車道で一気に那須高原まで南下
高速道路では、ずんだーさんのZZR1400や逆輸入車のFZ1000のベリックさんに追走する為、Myぺけに装着したリミッター解除を何回か作動させながら、やまちんさんのボルドールと4台で楽しく
。
この時、Myぺけのオドメータだけが2%他車よりも走行距離が長い事が判明
少々凹む
その後、渋滞の始まった東北自動車道を定番のすり抜けを延々としながら上河内SAに到着。
小休憩後、大渋滞のGSでの給油組みと、蓮田SAまで無給油で走れる組みに分かれて出発。
私は給油組み。
本線合流後にサーさんと大田原さんと別れて少々早いペースで走らせて頂き、蓮田SAに到着をした時には、ちょうど先行組みが給油をし終えるグッドタイミングだったので、私もGSに直行して再び給油を済ませちゃいました。
給油を終えると、直ぐにサーさんと大田原さんも無事に到着。
大混雑のフードコートで時間も掛かりましたが何とか席を確保。
簡単に夕食後、コーヒーが飲みたいねぇ?となり、外のスタバで最後のまったりタイム
BBQ中に虫に足を刺されて腫れてしまい痛がるサーさんの為にずんだーさんが冷えピタなる物をコンビニで見つけ、買いに走ったりしながら、ワィワィと楽しい食後のコーヒーブレークもあっと言う間に過ぎ、最後の山場(楽しいとも言う)、クネクネ&すり抜け首都高越えに出発
思いの外、環状線から3号線に分岐する手前の三宅坂付近までは渋滞もなく流れ、交通量が多くなりだした新宿線との分岐付近で大田原さん、べりっくさんと私の三台が抜け出して先行。
ずんだーさん、やまちんさん、そしてサーさんの三台とは、自然解散となりました。
その後、渋滞の3号線を先行の三台ですり抜けを続けながら、東名高速に入ると3車線をフルに使って爆走を開始した大田原さんのTMAXを追い駆けるかたちであっと言う間に横浜ICに到着、大田原さんと別れ、その後はべりっくさんと快走を続け、厚木ICでべりっくさんと別れてからもペースを維持して秦野中井ICまで爆走
蓮田SAからは1時間少々の10時20分過ぎに帰宅出来ました。
走行距離:1,043km (←2%違うから1,027km?)
天気に恵まれた二日間。
これから木枯らしが吹き出すまで、食欲の秋でもあるこの短い季節がライダーの至福の季節。
さぁ今年は沢山走れるかな