大田原さんの企画で8月8/9日(土/日)に「牛タン一泊ツー」と題して8人/8台がETC休日割引をフル活用して仙台まで走ってきました
下の画像は、利休の炭焼き牛タン。
めちゃくちゃ肉厚で、牛タンの旨みが口の中にジュワ?っと広がりました。
待ち合わせは、用賀PAに6時。
東名高速を順調に飛ばして時間ピッタリに到着した筈ですが・・・1分遅刻と言われたような・・・
簡単に挨拶を済ませた後、既に渋滞が始まった首都高速3号線をすり抜けながら5号線、板橋JCT&江北JCTと経由して東北自動車道へ。
所々で生じている渋滞をすり抜けながら北上し続けるうちに、空は青空からどんよりとした曇り空になり、ついに安達太良SAの手前でポツ・・・ポツ・・・からザーザー
降りになってしまい、路肩に停まって雨具を着用していたら、いきなり後ろから
「故障じゃないですよね」
の声に振り返ると、そこには公務員の方が笑顔で立っていて、その後ろには銀色の覆面Pが停車中
「急に降られたので雨具を着たら直ぐに出発します
」と伝えても立ち去るわけでもなく、結局、私が出発する時に
「路肩は走らないように注意して下さい」
と覆面Pに戻る公務員さんからアドバイスを頂いて出発するおまけ付きでした
切符は欲しくないですから、大田原倶楽部の面々は、路肩ですり抜けなんかしませんよね
安達太良SAで休憩後、白石ICで一般道に下り、以前に何度か来ていた筈の白石も、バイクで初めて、且つ雨の中なので何となく新鮮な気持ちで昼食場所のうーめん番所に到着。
うー麺は、昔、白石出身の親戚の方に、お土産として何度か頂戴して食べていた経緯もあり味も食感も知っていたので、今回は辛味大根のクレームに惹かれて「板蕎麦」にしてみました。
この大根、元から辛味大根ではなかったのか、元は辛味大根でも擦り下ろしてから時間が経過して気化し易い辛味成分が消失したからなのかは定かではありませんが、全く辛味どころか大根の風味も感じられず・・・大根はハズレ
蕎麦は・・・独特な風味と食感で・・・まぁ
☆よっしーさん曰く、うー麺の店に来て蕎麦を食すとは、牛タン専門店で豚の生姜焼き定食を食べるようなものだょとの話に妙に納得したりして
さて、幹事の大田原さん曰く、既に3時間ほど予定よりも遅れているとのこと。
蔵王もどっぷり雲の中だし、予定を変更して再び東北自動車道へ白石ICから戻り更に北上。
途中、村田JCTから山形自動車道で奥羽山脈を横切り天童市と山形市の市境になる山中に建つ
立石寺へ
この山形自動車道からの途中の景色が、山の中から雲が湧出ていて最高に素敵でした
。
山寺の門前町に到着すると、そこは先頭を引く幹事の大田原さんと機動力の高い☆よっしーさん。
素早くバイクの駐車スペースを見つけて皆を誘導してくださいました。
さぁ歩くぞ?って仕度を始めると、一度やんでいた雨が再び降り始めてしまい困ったなぁ?と皆で話し始めたら、駐車した場所の向かいのお土産屋さんが傘を各自に一本貸して下さり、更にはヘルメットやジャケットなど雨に濡らせたくはない荷物も快く店の中に預かって下さいました
参道入口まで数百mでしたが途中でソフトクリームの看板を発見
ソフトクリーム大好きのナカシンさんは、他の皆さんに促され、本日二つ目をペロリ ← 流石
そのお店の横から、これから向う立石寺の五大堂と開山堂を見上げてパチリ。
その高さからも、1000段を超える石段は伊達ではなさそうです
さて直ぐに参道入口に到着。
意外に質素な佇まいの鳥居があり、それをくぐっていざ出発
先ずは、根本中堂へ
このお堂の中で灯っている灯りは、創建当時に比叡山から分けられた灯りで、何と1100年の間、一度も消えた事がない由緒正しき灯りなんだそうです。
日枝神社、念仏堂と順に見てから、700年前に建造された山門をくぐって拝観料を払い奥の院へ続く1000段を超える石段へ挑戦です。
気持ちの良い木々の中を登って登って登って・・・・まだまだ続き・・・
仁王門をくぐり階段は、更に険しくなり、伊達政宗公の生母の日牌所だったらしい性相院を見上げながら石段を登り・・・
陸奥の名手、藤原家の日牌所?の金乗院、山形藩主の日牌所だったらしい中性院などを横目で眺めながら、汗だくで奥の院に到着です
途中の行程からは、この奥の院は全く見えていなかった為、この開放的な広くて明るい雰囲気は予想外でした
画像の奥の院の前に黒々と渋い輝きの大きな灯篭は、金華山・金比羅山の灯篭とともに日本三台灯篭と称される灯篭のひとつなのだそうです
各自のペースで奥の院まで登りきったメンバーが全員集合したところで、定番の集合写真をパチリ。
次に華蔵院とその横にある国の重要文化財である五重塔へ・・・
大きな五重塔を想像していて、周りを見回してもそれらしい搭が見えません
あれれ・・・五重塔は、岩にあけられた高さ1mほどの小さな穴の中に安置された小さなもので、且つその穴にはアクリル板のような樹脂で覆われてしまい、中の五重塔がクリアーに見えず
気を取り直し、立石寺での個人的メインとなる五大堂へ
そうです、下界のお土産屋さんからも良く見えていた、山から突き出したように建てられていたお堂です。
下の画像に写っているお堂では、向って左側ですね。
お堂の中からは、想像通りの眺めが広がり、涼しい風も吹き抜け、うぅ?ん、離れたくない
が・・・皆さん、早々に撤収・・・
その後、立石寺境内の中では最も古い建物である開山堂の前で再び集合写真をパチリとした後、一気に下山。
下った場所が、なぁ?んとバイクを駐車させて頂いたお土産屋さんのまさに直ぐ横でした
凄いぞ大田原さん
かき氷を食べる方も大勢いましたが、私は冷たい物は少々苦手なので、この地域の味として有名な玉蒟蒻を食べてみました。
100円をお店のおばちゃんに渡すと、良く色の染みた蒟蒻玉を竹串にススッと刺し、和辛子をタップリ塗って渡してくれました
味もしっかり滲みていて、和からしの鼻に抜ける辛さも相成り絶妙な美味しさでした
(2)へ続く