さぁ帰国
まだ暗い朝の4時半にホテルをチェックアウト
先ずは6時49分発のUA820便に乗り込みます。
しかし時間になっても搭乗機の扉は閉じる気配を見せず・・・・、刻々と時間だけが過ぎていき、20分を過ぎた頃になって、やっと機長から機内アナウンスが・・・
『機材の不具合が発見され、直すのに1時間を見込んでいます』
実は、この便で5時間掛けてサンフランシスコに行き、そこで
1時間の猶予で10時50分発 (メキシコとサンフランシスコ間に時差が2時間あるので頭の中が
) のNH7便に乗り継ぐ予定でした。
↑ この過去形がミソ
UA820便が修理を終えてメキシコシティーを発ったのが、機長の指摘通りの1時間遅れ。
もぅ故障で出発が遅れたことに文句を言っても仕方が無いので、フライトアテンダントには、サンフランシスコでの乗継便に間に合わないことだけを告げて、あとはサンフランシスコまでの5時間、食事が出、朝も早かったこともあって爆睡
。
4時間ほどして、『あと10分ほどで次第に高度を下げ、1時間の遅延を頑張って30分も取り返した
』 との機長の力の入った大きな声のアナウンスがあったものの、直ぐにデセントが始まるとしばらくして右旋回で2回、左旋回でも2回、洋上で大きく待機をさせられてしまい、やっと着陸体制に入るまでに30分も費やしてしまい、結局、サンフランシスコ到着も予定より1時間遅れの10時45分に到着となりました
。
このUA820便の到着ゲートが、乗り継ぐ筈だった全日空NH7便の4つ隣のゲートとなり、到着した時には、まだNH7便のB777?300ERはゲートにいるではないですか
。
しかしとても入国審査の長い列を通過するのには、流石に5分では不可能でした
入国検査官は、珍しく若い女性の方。
入国審査カードに米国内の滞在先が記入していなかったので何故書かないの?と聞かれて、『メキシコからの乗り継ぎだょ』と応えながらNH7便の搭乗券を示すと・・・・、彼女も既に私が乗り継ぎ不可能な事を察したらしく、
『どうしたの? 何で乗らなかったの?』
『到着便機材が故障で遅延で・・・』
『あらぁ?、それじゃぁ今夜はUA手配でもぅ一泊ね。 サンフランシスコの夜も楽しいわょ
』と・・・。
審査官も苦笑しながら入国スタンプをペタン。
さて乗り継ぎゲートへ向います。
そこで立っていた空港職員から、
『NH7便なら急げばまだ間に合うかもょ
』
と促され、長いターミナルを走り
、超面倒な手荷物検査を汗だくで抜け、搭乗ゲートに45分遅れで到着はしたものの・・・・、やはり全日空の機材は既にありませんでした
隣のゲートのカウンターにいた職員に
『NH7便はもぅ行ってしまった?』と聞いたら、
『今頃、ドリンクサービスが始まってるんじゃない
』って切り返しに苦笑しちゃいました
さて、ここは日本から多くの人が訪れるメジャーなサンフランシスコ。
日本との便も多く、成田でなくても中部国際空港や関西国際空港などへの便で振替え便が直ぐに見つかる筈と考えながら、それでは帰国便の手配をするかと、また、広?いサンフランシスコ空港の中を歩き、全日空のカウンターを探すも見つかりません
。
シンガポール航空のカウンターの女性が暇そうにしていたので、ANAのカウンターは?と聞いたら、既にこの時間ではクローズしているとのことで、壁に所々に設けられているゴッツイ電話で、ANAのオフィスに連絡が出来ると教えてくれました
で、早速・・・電話をして、事情を説明をすると・・・。
乗り継ぎ便は、全日空のNH7便だけれども、メキシコシティーでの搭乗券発券がUAなので、サポートはUAがしてくれる筈だから、そちらに問い合わせてくれと・・・
確かに、手元の搭乗券には、UAのサーティフィケーション番号が印字されてますね?
それでは・・・と、今度はUAのカウンターに向け、再びターミナル内を
移動。
エコノミーには長蛇の列。
UAならプレミア特典にてビジネスでチェックインです
早速、事情を話しパスポートを示したところ、
『ビジネスクラスはありませんが、UA853便のエコノミープラスの席で良ければ、事前に連絡があったので確保されており、本日の便に乗ることが出来るょ』とのこと
右が乗り継げなかったNH7便のチケット。
左が、改めて手配をかけておいてくれたUA853便のPremierのチケット。
やった
今日中に日本に向けて出発できそうです
即、UA853便でOKと決めて、既に搭乗時刻が迫っていたので、再び超面倒な手荷物検査を受けて搭乗ゲートへ
これがUA853便。
機材は相当使い込んでる外観と、今では少数派となった旧UAカラーのB777?200でした。
このUA853便は、成田空港経由の台北行きらしく、機内には多くの台湾人とおぼしき旅人が沢山搭乗されていて大変賑やかでした。
サンフランシスコから6時間ほどすると、アラスカ上空に差し掛かります。
1万m上空での窓の外は・・・ちょうど翌日の朝焼けでした
。
眼下には・・・アラスカ定番の氷河も雲の切れ間から見ることが出来ました
途中、アンカレッジへ向う
便と交差をして、そのコントレールが綺麗にのびていきました
そしてUA853便じは、定刻通りに成田空港A滑走路に着陸。
機材故障で乗り継ぎ騒ぎでドタバタした割りには、当初の予定に2時間遅れほどで無事に帰国
※時差ボケボケで全く眠気が失せてしまったので、ついつい起き出してブログUpしちゃいました
明日は時差ボケ解消に、寒空の下、ぺけで近場でも走ろうかなぁ?