Teotihuacan(テオティワカン)とは、紀元前3?5世紀に隆盛を誇った巨大な宗教都市遺跡で当時のアメリカ大陸では最大の都市であったらしい。
途中、オレンジ色のメヒコの地下鉄と併走しながら、北に北に走ります。
Tolucaを出発した朝は、気温が?2℃。 みんなダウンジャケット等を羽織りますが、今は昼過ぎで気温は、25℃を超え、Tシャツになります
この暑さの中、周囲の景色も元々勝手にイメージをしていたメキシコに近付いてきました
この画像は、月のピラミッドの上から撮った画像です
先ずは、
palais de Quetzalpapalotlケツァルパパロトル宮殿。
この 「ケツァルパパロトル」がどうしても聞き取れなかったので、ガイドさんに紙に書いて頂きました
。
説明をしてくれた時は、今ひとつピンとこなかったけれど、ホテルに戻ってから教えてもらった、上記スペルで検索したら・・・「なるほどねぇ?
」なりました
この宮殿の中、どこもかしこも真っ赤に色が塗られていて、白い所はオリジナルではなく修復箇所なのだそうです。
この赤、どのように色付けしたかわかるかぃ?ってガイド兼タクシードライバーさんに聞かれて、岩石の粉って答えたら、運転手はノ-と言ってニヤニヤ、悔しいので「泥を溶いたもの」、再びノー、それじゃぁ?貝の粉か?、そういうやり方もあるねぇ?ときた。
こんちくしょう「それなら日本は着物なんか植物の絞り汁で染めるぞ」って答えたら、オォ!
半分当たりって驚かれちゃいました
でも、半分当たりってなんだぁ。
そして、こんな場所で染色に使えるような植物があるのかぁ・・・と考えながら歩いていると、ガイドにニコニコしながら手招きされて、その足元にはこのサボテンが。
ガイドさん、いきなりサボテンに付いている白い粒々を指で摘み取ると紙の上に置き、上の小枝で磨り潰すと・・・オォ
その白い粒が潰れて真っ赤な汁が出てきました。
どうやら、サボテンにつく昆虫の卵らしく、この手法で先ほどの宮殿の壁は、赤く染められているのだそうです。
ですから、植物につく昆虫の卵が正解なので、植物だけでは半分正解って教えてくれました。 うぅ?ん、半分も当たって無いでしょ
さて、ここで2時間フリーに時間をもらい、先ずは月のピラミッドへ。
日陰が無いので日差しをもろに受け、緯度が低いので12月とはいえ日差しが強く肌がチリチリと痛い。
一段が日本の階段の段差の1.5倍はある高さの急な階段。
この間の伊豆・雲見ツーでの最乗寺から、なんか階段づいてるとはいえ、ここ標高2,600mほどの空気の希薄さが体感できる場所では、駆け上がるのを諦めて一歩一歩確実に上がります。
制覇して振り返ると、遠くに太陽のピラミッド、そして延長2kmの死者の大通りが見えてきました
メヒコ市街地から50km以上離れているので、あの酷かったスモッグも薄くなり、遠くの山々も見渡せます。
さて、せっかく登った月のピラミッドを下り、死者の大通りを歩き、頂上に上がれる太陽のピラミッドへ。
太陽のピラミッドの麓に到着。 さぁ、行きましょう。
登り口まで行くと、20人ほどの小学校低学年とみられる子供を連れた団体に向って警察官が、
「登れない。 君達は駄目だ」
「何でさ 親も一緒じゃないか」
って、大きな声で押し問答中の横を登っていきます
途中で、流石に息が切れて立ち止まり振り返ると・・・結構、怖い
このまま一気に頂上を目指し・・・
やっと頂上に
仕事仲間に教えられていた、頂上に登ったら現地の人は触るらしい頂上の金属片を触り、ついでにパチリ。
なるほど、周りの人の中でスパニッシュを話す人たちは、登ってくると真っ先に触っていきますね
湘南台のTV搭に錠前をつけていく風習のようなものなのかも
紀元前3世紀の建造物、太陽のピラミッド頂上からの眺め