店によって舌触りや香り、そして味が微妙に変わるものの、北米で食べるような小麦のトルティーヤなどはありません
メキシコでは、乾燥トウモロコシを石灰水でグツグツと煮てから数時間放置した後、流水で石灰水を洗い流してから薄くクレープ状にしてから焼き上げるだけの本格派はなんだけどね・・・。
そんなことを話していたら、この日のランチは違うものを食べようと連れてきてもらったレストラン。
そこのお薦めが、この軽く揚げたトルティーヤのタコス。
うぅ?ん、確かに今までとは食感は違うけど、味はトルティーヤそのものだぁ
一番左が、羊乳のチーズで少々臭みが滅茶苦茶強く一口でギブアップでした
上の赤味がかっているのは、ポークを不思議な味のソースでトロトロに煮込んである豚の生臭さが強烈な具で、こちらは一口目を飲み込むのに涙が出そうでした
そして右の食べ物として中々見た経験の無い、黒っぽいものと黄色い物が混ざったペースト。 これは、ウイトラコチェ(Huitlacoche)と呼ばれる黒トウモロコシと普通のトウモロコシで・・・味は塩味
トルティーヤに飽きたと言って連れてきてくれたのに申し訳ないが、この3品のタコスは、その強烈な匂いと味で私の口にはあわなかった・・・