さて、順調にQEWを走り、途中素晴らしい眺めのHamiltonで、またしてもハイウェイから下りそうな気配を察知したケサマさん、
『ナイアガラは真っ直ぐだょね?』
ハィ、素直にナイアガラへ向います
世界的にも有名な観光地のナイアガラの滝。
周辺はけっこう渋滞しているのだろうと思いながらハイウェイも終点。
下道になり滝の周辺になっても渋滞どころか拍子抜けするほど道路は閑散。
オィオィ、名前はナイアガラでも、あのナイアガラと違う滝かもしれないぞって疑っているうちにカナダ側の滝に最も近い公共駐車場に到着
ここは滝の上流になり、滝そのものはまだ見えませんがお腹にひびく轟音は聞こえます
歩いて近付いていくと・・・
真っ青な空から霧雨が
その雨は、滝壺から舞い上がるこの水煙でした
いやぁ?、周囲があまりに閑散としていて疑いましたが、あの有名なナイアガラの滝でした
この対岸はアメリカで、遠く右川に見える滝がアメリカ滝で、カナダ側の滝に比べるとかなり小振りですが、それでも日本の滝のスケールとは桁違い
何か比較するものがないと・・・ちょうど滝の右側に見えている黒い粒々が人間です
カナダ側に引いてみると、手前の車や人の大きさから全体の大きさも想像出来ます。
さて、地上からの滝は十分堪能したので、今度は滝の裏側へ
エレベータで一気に地下へ降りて狭くて暗いトンネルに入ります。
その所々に滝に向って穴がポッカリ空いていて・・・・
こんな景色が見えますが・・・
轟音と飛沫だけ
帰りのエレベーターで、偶然に我々二人とオペレーターの三人になったのでちょっと
『このエレベーター以外に、どこから地上に上がれるの』
なぁ?んて質問を投げ掛けてみたら・・・
オペレーターさん、
『このエレベーターだけが唯一の地上に出られる手段で、他にはないょ』
『故障しても、きっと直ぐに修理出来るしね』
『それでは停電したら・・・』
『自家発電もある筈』
『それじゃ?、故障したら地上に戻れないじゃない』
それを聞いていたケサマさん、
『うっそ?、早く地上に上がって』
って、エレベーターの中で叫んでました
さて、滝を堪能した後は、ロコの方々から、もしナイアガラに行くんだったら必ず寄ってきなさいねって間違いなく言われてしまう場所、Niagara-on-the-Lakeの街へ