今日から、再び海外逃亡
今回の行き先は、前半がミルウォーキィー、後半がカナダのトロントです。
旅費を少しでも抑えたいので、往復で同じ空港からの離発着する便を選択することになるのですが、そうなると、往路のシカゴ・オヘア空港を基点とするか、復路のトロント・パーソン空港を基点とするか迷うところ
結局、帰りの疲れたところでトロントから、いつ行っても超混雑のオヘア空港で乗り継ぐよりも、真っ直ぐにトロントからは成田へ直行便で飛ぶことに決定
そうなると必然的に、行きはわざわざシカゴを通り越して、カナダのトロントまで行って、そこで乗り継いで、再び五大湖のヒューロン湖、ミシガン湖を横断して戻ることになりました。
さてそんな行程で先ず、成田空港に行くNEXがしっかり遅延。
普段だとチャッカリ展望席からのんびりと離発着する飛行機を眺めていたりするのですが、今回は搭乗まで時間が無いにもかかわらず出国審査も長い列・・・
そして搭乗ゲートも最も遠い場所で、最後は。
そんなこんなで、今回利用したエアーカナダのB777?300ERの写真を撮り損ねちゃいました
まぁ、トロントに到着してから・・・なぁ?んて考えていたのに、トロントでも乗り継ぎ45分前に到着
またまた遠い場所にあるアメリカへの乗り継ぎの為の入国審査場まで、12時間近く飛行機の中で半分徹夜状態でボーっとしながらも
米国に入国する人の預けた荷物だけが出てくるターンテーブルの前で待つこと30分。 なぁ?んと預けた荷物が出てこない・・・・
もぅ一人、同じAC002便から乗り継いで米国に入国するニュージャージーの女性の方と「もぅ間に合わない」とカウンターに
「タグ#から早く探して流してくれ」って怒鳴り込み、係りの方も事情を察してトランシーバーや電話でどこかに依頼を掛けていると・・やっと私の荷物「だけ」がターンテーブルに流れてきました。
もぅ一人の彼女は、結局、自宅の住所を伝えて、身体とは別の便で荷物を送り届けることにしたようです。(まぁ、良くあることですが・・・)
さて、行きのゴタゴタは、これでは終わらず・・・・
やっと荷物を手にして米国への入国検査へ。
搭乗ゲートが閉まるまであと10分
なのに審査官がパスポートを見るなり渋い顔付きに・・・
そしていきなり・・・・
『なんで、このI?94Wの出国記録カードがここに残ってるんだ』
と指摘されてしまいました。
いやぁ?、正直、私も昨年に米国から帰国した際、あれ・・・出国カードが何でパスポートに付いたままなのと不思議に思ってましたが、まさか指摘されるとは・・・。
『そんなもん、前回、出国する際にオヘア空港の職員が取り忘れたからだろ』
って、そんなことより、早くハンコを押して入国させてくれないと乗り遅れてしまう
が、そんな返事がお気に召さなかったのか暇だったのか、その審査官は違う書類を持ち出して、
<太>『出国カードの提出は、お前の義務』
『ここをちゃんと読め』
と、太い指でドンドンとカウンターを叩きながら怒鳴られちゃいました
ここは良い人にならないと、まだまだ続いちゃいそうなので・・・
『次回から注意をして必ず返却することを確認するから』
って丁重にお答えして何とか入国審査をパス。
トロント空港の出発フロアーに戻る為、ヤバイ乗り遅れるとマジで走りました
出発ターミナルに入り、乗り継ぎのUA便の搭乗ゲートを確認する為、案内ディスプレーを覗き込むと・・・・
『キャンセル』
の表示が・・・。
ここで、ドッと疲れが
さてヤバイ、搭乗締め切り間近に気が付いたってことは、他の人々は既に後発便への乗り換え手続きを終えてしまっていて満席だろうなぁ・・・・
と、出発フロアー内にあるカスタマーサービスカウンターに急ぎます。
で、そこで再び驚くことが・・・・。
カウンターの女性からは、
『このサービスカウンターでは、エアーカナダへ搭乗される方だけをサポートしていて、UA便の方は、直接、搭乗カウンターで対応してもらってくれ』
おぃおぃ、同じスターアライアンスだろって文句を言っても始まらず、再び出発便の案内表示を見て、UA便の搭乗を行っているゲートを探します。
最初に行ったゲートで係員が来るのを待っていると、同じようにUA便への乗り継ぎの手続きをする人が集まってきて列をつくり始めたので、これなら大丈夫そうだと待っていると、30分ほどしてやっと係員の女性が二人現われると・・・ヤバイ ユニフォームがエアーカナダだ
案の定、私の前の人がUA便の変更を依頼してると、
何やらブツブツ言いながらキーボードを打ち込むものの・・・仕舞いにはマイクを手にして・・・
『ここでは、UA便の手続きは出来ません』
『UA便の変更については、サービスカウンターへ行ってください』
とアナウンスを始める始末
おぃおぃ、サービスカウンターが対応しないから、ココに来たんだぞと思いながらも、彼女たちには何も出来ないだろうから、サッサと次にUAの職員がいそうな搭乗ゲートを、再び出発便の案内を確認して移動。
よりによって、ターミナルの端から端に歩く羽目になりました。
そして、その搭乗ゲートでやっとUAの職員を発見
搭乗便がキャンセルになった旨を告げ、シカゴへの一番早い便へ振り替えてとお願いするも、平日の夜でどの便も既に満席
やっと2時間後の便に振り替え完了
後は、米国に入国した時に再び預けた荷物が、搭乗便がキャンセルになったので迷子状態だろうから、再びラゲージクレームのカウンターに行って、乗り継ぎの変更した便の番号と荷物のタグ番号を告げて、何とか同じ便に乗せて欲しいと探してもらいました。
そしてお次は、電話でシカゴへ迎えに来てくれるミルウォーキィー近郊のシャトル会社へ事情を話し、空港への迎えに来る時間の変更手続きをしたりして、やっと乗り継ぎ便に乗ってシカゴに到着したのは、成田を出発してから19時間後、現地時間で21時過ぎでした
やっぱり、気楽な直行便が良かったかも。
※トロントまでのACのB777?300ERは、機材も新しく快適でした。