無理やり誘っただけに天気が心配だった日曜日、週間天気予報では曇りがちな予報だったにもかかわらず、当日になってみればこれ以上は望めないほどの快晴になりました。
朝8時過ぎに宿泊先の横浜みなとみらいのパンパシフィックホテルで二人をピックアップ、首都高から保土ヶ谷BP、そして東名高速と渋滞が始まる前に足柄SAまで移動。
まさか日本のスタバで顔をあわせて話が出来るなんて!と感動しながら、朝から全開&超ハイテンションの三人。
先ずは日本人の愛する富士山の雄姿を見せようと御殿場ICを降り、FISCOの横を抜けて明神峠を抜けて三国峠へ。
彼らの住んでいるシカゴのあるイリノイ州は、別名プレーリーステーツと言われるだけあってどこに行ってもフラットな土地だけあって、ケサマさんとカルロスさんは、あまりの急勾配とクネクネに大騒ぎ。
そして三国峠で一気に開けた視界の先に広がる山中湖と富士山の景色にも大騒ぎ。
山中湖まで下り、湖畔でもパチリ。
いやぁ?、ホントに彼らにとっても私にとっても最高の行楽日和となりました。
松本市街で昼食にしたいので先を急ぎます。
東富士五湖有料道路から中央高速・大月を経由して、満開の桃の花と桜の花でピンク色に染まる甲府盆地の景色に再び感激したり、青空をバックに真っ白にまぶしく輝く雪をかぶった八ヶ岳や南アルプスを眺めながら快走して諏訪SAでも一息。
そして、松本ICから一般道におりて市街に入った時は、ちょうどお昼となりました。
先ずは腹ごしらえで、松本での食事といえば私のお決まり 木曽屋 さんへ。
この木曽屋さん、店の中も民芸調だったこともあって、初来日の彼らにとってはポイントが高かったようです。
いつもの田楽定食、馬刺し、ドジョウの柳川、わさびの花のおひたし、ふきのとうの天ぷら、湯葉のお刺身と、日本人の目から見てもド・日本食!
日本食はシカゴで日頃から食べているといっても少々食べなれない料理でもあり、彼らの口に合うか心配でしたが美味いといって完食でした。
さてお腹も一杯になったところで、お目当ての松本城に。
場内の桜はほとんどがまだ蕾でしたが、しだれ桜や梅が満開で目を楽しませてくれました。
日本で4箇所のみの国宝の天守閣のひとつで、唯一東日本にあるのが松本城。
修繕が何回かありましたが、基本的に400年前の姿を保つ城の中に入り、急な階段を上がり下がりして彼らも日本の城を満喫したようです。
お次は、諏訪大社に向かいますが、途中、松本IC近くの和菓子屋さんで“どら焼き”とかをパクついてました。
一気に諏訪ICまで戻り、諏訪湖の南北で計4つあるお社の中から、諏訪大社上社本宮へ。
ちょうど神主さんが本殿で儀式をしているところで、興味津々で見た後、しっかりと一礼二拍手二礼。
杉の大木が林立する静かな中、おみくじを引いたり、お守りを買ったり。
東照宮や浅草寺とは違った、静かな日本の神社を味わってもらいました。
その後は、往路と同じコースを戻ります。
途中、東名高速で秦野・中井ICから先が渋滞20km
ちょうど夕食時になったこともあって、一般道に下りて地物ネタが豊富で評判の大きな回転寿司で夕食。
ここでは、回ってくる寿司もさることながら、ちょうど座った席の前に板長さんがいて、その方が片言の英語を織り交ぜながら寿司を握るもんだから、二人も絶好調
夕食を終えると、既に高速の渋滞も海老名SA前後に数kmまでに解消していて、横浜のホテルには22時前に戻ることが出来ました。
二人を下ろして再び首都高→保土ヶ谷BP→そして東名高速と走り、自宅に戻った時には、走行距離が720km。
距離を走った疲れよりも、素晴らしい富士山の雄姿や好天の中で松本城を見せることが出来たことに、とても感謝した一日となりました。
天気だけは、どうすることもできないですからね アッ どうにかしてしまう方もいるようですが・・・