ホテルに依頼してあった空港までのシャトルが、ホテルの手違いで他の人を乗せて出発・・・ありえん
戻ってくるのに30分待て欲しいと言われたが、待つわけがないだろう
ホテル前からタクシーに乗り込み広州白雲国際空港にと言っても?????、通じてなぃ
コンシェルジュを呼んで、ドライバーに行き先を伝えてから金額を聞いて欲しいとお願いすると・・・なぁんと80RMBとの返事が返ってきました。
上海で30分の距離が55RMBなのに、空港まで15分で80RMBとは甘いぜドライバー
コンシェルジュにホテルのシャトル料金は?と聞いたら「73RMB」との返事。
上海でのホテル空港間のリムジンシャトルが300RMBだったので、これは納得。
早速、荷物を持ってタクシーから降りて、他の車を呼んでくれと話し始めたら、先ほどのタクシーの運転手が何かまくし立てながら飛んできました。
コンシェルジュに何て言ってるのか聞くと、
「60RMBにするから乗って欲しい」
と言ってるとか。
そもそもホテルにお願いしておいたリムジンシャトルが、他の人を間違えて乗せて出発してしまったことが問題なんだぞと、文句を言ってそのタクシーに乗り込みました。
で、走り始めたタクシー。
ほ?ら案の定、運転台右側のダッシュボードにあるメーターを前に倒してないねぇ?
どちらにしろ私の財布の中は、100RMBの札2枚と10RMB、20RMBの札が各1枚。 あとは1RMBが2枚だけだった。
いっちょからかってやるかと、空港に到着して素直に60RMBを渡さずに30RMBを渡して知らん顔してドアを開ける振りをしたら、
『シックスティー』
『シックスティー』
『シックスティー』
『シックスティー』
『シックスティー』
と繰り返すので、
『ワン・シックス』
と、わざと違う言い返しをして駄目押し。
そうしたら、
『シックス・ゼロ』
『シックス・ゼロ』
『シックス・ゼロ』
と繰り返し始めたので、
『なぁ?んだ、英語喋れるじゃないか』って言ったら
『少しだけ』って笑顔で返されてしまいました。
100RMB札を渡してから、乗車メーターを指差して
『不正乗車はバレてんだぞ ちゃんと作動させないと公安に捕まるぞ』と話し、
『次からやるなョ』と言ったら、ドライバー君は何回も頭を下げてました。
英語を理解していたかは?ですが、少なくとも何を言われたかは察したのだろう
さて空港では、残念ながらネット環境が今ひとつ・・・
そこでターミナルの中を搭乗開始までの間ウロウロ・・・ロコなエアラインを探して写真を撮ってました
先ずは、深セン航空
調べてみたら、日本では関西国際空港に乗り入れをしているだけ。
そしてこの機材A319?100では、飛来していないようです。
これは 東星航空で武漢市をハブに運行されている国内線主体のロコエアラインで、やはり機材はエアバスで、A319?112でした。
最近になって国際線にも進出、マカオと香港に海外進出したようですが、日本には未就航。
さて、自分が搭乗したNH便のB767?300は、定刻通りにプッシュバックされて無事にエアボーンとなりました
ここだけの話、定員が250名以上のこの便に、乗客が乗務員一人当たり2、3名しかいませんでした。
正直、搭乗口で乗る飛行機を間違えたかと思ってしまったほど。
それでも乗務員の方々は、普段と同じようにドリンクサービスに続いてミールサービス、免税品販売とこなしていきますが、やはり暇そうですねぇ
さて広州を離陸後は内陸部を北上して上海上空にさしかかり、11,000mの眼下には、上海・浦東国際空港がくっきり見えました。
上海を過ぎると、一気に日本を目指して東進。
偏西風にのって飛行速度も対地速度では、マッハ1を超える速度に到達
でも、実際は偏西風が200km近い速度で吹いてるので800から900km程度。
五島列島上空、佐賀空港上空を通過しながら、四国も西から東に中央構造線に沿って串刺しに飛行。
徳島市上空からは、日差しを反射して輝く那賀川の向こうに室戸岬が弧を描いて太平洋に突き出しているのが見渡せました
そのまま紀伊半島を鳥羽に向って横切り太平洋上空に。
暫くすると、『左側に富士山が綺麗に見えています』と機長から機内アナウンスがあり、誰もいないエコノミー席へ入り込み翼が邪魔にならない場所でパチリ
伊豆半島の松崎から戸田に向ってのびる西伊豆の海岸線、そして駿河湾の奥に広がる沼津市から富士市の様子も綺麗に見渡せました
アッと言う間に伊豆半島を横断、今度は下田湾と爪木崎からのびる東伊豆の海岸線が
大島の南側を通過して房総半島を大きく太平洋側に迂回。
そのままARIES NORTHのアプローチでLAKES、PERCHのウェイポイントを通過してターミナル1に最も最短で到着できる16Rにて着陸でした。
風邪をひいての往復機中で、心配だった気圧差による鼓膜痛も思いのほか当日からの体調回復が一気に進み、耳抜きも順調に出来たので大丈夫でした
さて、早くもお次の逃亡先に韓国かバルセロナの噂が・・・
もぅ、今年は国内に居たいなぁ?