早速心配な空模様をの時系列天気予報でチェックすると、6時、7時、8時以降はの予報です。
しかし、窓の外を見上げると、ホントにのかなぁ?って思うようなぶ厚い・・・。
まぁ、心配してもはじまらないので、朝風呂へ。
その後、温泉宿での定番朝食、「アジの干物」、「温泉卵」、「伊勢海老の味噌汁」に加えて、昨夜の大皿盛の中心にデンと置かれていた「金目鯛の煮付け」や「自家製ブロッコリとカリフラワー」等を、炊き立てのご飯で美味しく頂きました。
某オヤジ二名は、何とご飯を三杯も・・・・私は二杯で
さて、心配していた天気も予報通り9時に青空が見えるようになり、宿を出た10時には、空もすっかり青空になりました
先ずは雲見から、大好きな国道136号線を南下、途中から県道16号線で伊豆半島の最南端、石廊崎を目指す事に。
途中、眺めの良い「あいあい岬」の駐車場で。
この季節の南/西伊豆にしては珍しく、海からの強風も吹き荒れず、気温も例年には考えられないほどポカポカで、まさに絶好の観光日和となりました。
石廊崎の駐車場からは、石廊崎の先端まで500mほどの上り坂を上がるのですが、ポカポカ陽気との日差しで汗ばむほど。
石廊崎灯台が見えてきましたが、ここが石廊崎の先端ではありません。
ふむふむ・・・この灯台は無人灯台になっていて、設備は外装こそ1993年に張替えているようですが、本体は1933年製です
灯台の下を更に進んで急な階段を下って行くと見えてきたのが伊豆半島の最南端『石廊崎』に到着です。
先端の岩の上から、弓ヶ浜、下田方面の荒々しい海岸線が見渡せます。
灯台側に振り返ると・・・残念ながら灯台は見えませんが、岩の壁をくり貫い建てられた石室神社が見渡せます。 先端の岩にも祠があり、石室神社の縁結びの神様が祀られていました・・・私も含めて今回のツーの参加者何名かには、“縁結び”はもぅ必要ないかな
灯台の前景が上手く見渡せる場所がなかったので、チョッと岬側を上がってパチリ。
灯台を撮影するのに変な所を上がったので苦笑する面々の背には、太平洋の水平線が弧を描き、地球の丸さを実感できます
さて石廊崎からは、雲見温泉から南下してきた県道16号線と国道136号線を北上します。 適当にクネクネが続く西海岸を北上して、土肥港に13時過ぎに到着。港を過ぎた所のコンビニでトイレ休憩です。
このまま帰るよりチョッと走りましょうと話がまとまり、県道17号線で戸田まで北上してから県道18号線で戸田峠までのクネクネを堪能。
その後は初めて走る舗装林道(西伊豆スカイラインの東側を南北に平行して走る)へ。
先頭を以前にその林道を走ったことがあるメンバーに代わり最後尾からノンビリと突入・・・してビックリ。
路面は『しっかりウェット+大量の落葉&枯枝+路面の苔』で道幅も車1台分・・・。 そう言えば、先頭の方がコンビニでルートを決める時に言ってた『多分、枯葉だらけだと思いますよ』のコメント以上の悪条件。
アクセルを開けるとリヤタイヤがズルズル横滑り・・・、コーナーで油断をしてバイクを寝かすとフロントがズルズル横滑り
クネクネを走ろうって寄り道をしたこの林道は、結局は悪路走行をトレーニングする良い機会となりました。
しかしホントにズルズルよく滑りまくり、腕に力でも入ったり、慌ててフロントブレーキなど掛けてしまったら即転倒だろうなぁ?って思いながら、最後尾なのをいいことに、前のバイクが見えないくらいの距離を開けてから、シールドを開けてノンビリとお気楽走行モード。
そうは言うもののビビリミッターは作動中で、バイクが横にずれるのを瞬時に感じたい為、ずっと普段以上にくるぶしでしっかりとバイクをグリップしていて、国道136号線に出た時には、既に両足の太腿の外側とお尻の筋肉がパンパン
土肥峠から西伊豆スカイラインの太平洋展望台に15時半に到着。
流石にこの時間になると気温も急に下がり、寒くなってきました。
戸田から海岸線沿いを回るルートから、修善寺へ下って遅い昼食を食べる事に。
修善寺に下って行くとやたらに「うどん」屋さんが目に付き、何軒か通り過ぎてから、適当に飛び込んだのが食彩厨房・陣屋 大仁店でした。
お店の方から“冷たい方が美味しいょ”とのアドバイスを頂き、身体は適度に冷えていたけれども『揚げ餅おろしうどん』を頂きました。
かなり歯応えのあるうどんで食べ応え十分でした
時間も16時をまわり、どうやって帰ろうかと思案した結果、混雑する三島を抜けずに修善寺から伊豆の定番ルートである県道80号線経由で伊豆スカイライン→箱根新道で帰宅する事に決定。
山伏峠に近付くとシールドにポツポツと雨が付きはじめて路面も半ウェット状態に。
伊豆スカイラインへ上がると融雪剤が所々で撒かれていたので、スリップダウンのリスクが高いので、その後は積極的に車を抜かずに走りました。
熱海峠の手前では、融雪剤で黒光りしていたコーナーで反対車線からバイクが転倒し、バスの前下部にヒットしたと思われる事故処理が行われていた所もあって、やっぱり融雪剤は恐ろしいと再認識。
ぶ厚い黒い雲に覆われた熱海峠ですっかり暗くなりました。
ところが逆に眼下には、真っ赤なサンセットを迎えたがその雲の下に見えていて、真っ暗な空に真っ赤な太陽が浮かんでいる幻想的な中を湯河原峠に向います。
去年は雪の中を下った箱根でしたが、今年はこのまま渋滞も無く寒い以外は難なく通過だなって考えていた矢先、なぁ?んと急に雨が・・・それも本降り
こんな交通量の多くて路肩もなく、街灯もないので真っ暗な場所でバイクを停めて雨具なんて着用できません
頑張って、土砂降りの中を街灯のある箱根峠まで走り続けGSで給油をする際に雨具を着用・・・でも皆さん既にビショビショ状態。
私は、取り敢えず上下ウェアとブーツ、そして手袋は、何らかの防水・撥水仕様なので、ジャケットが少々心配でしたが短時間なら耐えられそうなのでそのまま雨具を着用せず走り続けることに。
結局、土砂降りで真っ暗な箱根新道を下り、料金所を出たところで17時過ぎに解散となりました。
私はその後、雨の中をETCの恩恵を感じながら小田原厚木道路経由で17時45分に帰宅。 少々心配だったジャケットの防水性も結果的には内側が濡れる事もなく、意外と防水性に優れている事を認識できました。
二日間の走行距離:414km